1935年7月28日の今日、サラエボで暗殺されたオーストリア=ハンガリー帝国の皇太子が暗殺されたのを契機に、同帝国がセルビアに宣戦布告し第一次世界大戦が始まった日です。
が!今日はその話ではありません。
既にタイトルでネタバレしていますが、アメリカの重爆撃機B-17が初飛行した日でもあります。
今日はその話を少し。
B-17は「空飛ぶ要塞(Flying Fortress)」と呼ばれ、戦闘機の護衛無しに敵国の工業組織を爆撃することを目的開発された爆撃機です。
いわゆる戦略爆撃というやつですね。
B-17は強固な防御力と多くの機銃火器を備え、長い航続距離と多くの爆弾積載量で欧州線及び太平洋戦線で活躍しました。
形式は実用型がA型からG型まであり、また生産も開発したボーイング社だけでなく他2社も加わり12,731機も生産されました。
こんな有名な爆撃機ですから映画にも登場します。
一つは日本海軍の真珠湾攻撃を描いた日米合作映画『トラ!トラ!トラ!(1970年公開』です。
『トラ!トラ!トラ!』では、レーダーに映った機影を「それは今日、飛んでくるB-17だから問題ない」と言われ、誘導のため流したラジヲ電波を日本軍に利用され、本土から飛んできたB-17が真珠湾攻撃中の零戦に攻撃され、武器も弾薬も積んでいない、脚が片方出ない状態で胴体着陸するという情けない役どころです。
一方、アメリカ第8空軍所属の爆撃機B-17Fの若き乗組員たちを描いた『メンフィス・ベル(1990年制作)』では堂々の主役です。
実話をもとにしたしている点では、後のTVドラマ『バンド・オブ・ブラザーズ』の先駆けですね。
でも、どちらの映画もボロボロになって不時着するんですが、片脚が自動で出ません。
搭乗員が手動ハンドルをクルクル廻して出そうとするシーンが出てき来るのは興味深いです。
実機でも戦闘ダメージを受けやすかったのでしょうか?気になるところです。
今回はこれまで
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